トラック乗務員だった父と祖父
自分も自然と物流業界へ
私が山口コーウンに入社したのは2013年。高校の求人課に勧められてトラック乗務員として仲間入りしました。10年以上トラック乗務員を経験し、今は配車係を担当しています。私の家族は父も祖父もトラック乗務員で、幼い頃から物流業界に親しみを感じていました。また祖父は山口コーウンの関連会社に勤務していたこともあり、「いい会社だよ」と聞かされていました。ですから本命は山口コーウン一択での決断でした。
2年間のリフト経験が
今の強みに
入社後すぐトラックのハンドルを握ったわけではありません。会社に補助をいただきながら順次段階を経て各種免許を取得していきました。最初の2年間はフォークリフト業務です。フォークリフトの免許だけは入社前から持っていたので、倉庫での荷物の積み付けやトラックへの積み込み作業などを担当しました。当時は将来トラックに乗りたいという気持ちがありましたが、リフト業務も楽しかったですし、やりがいがありました。このリフト業務で培った経験は、その後のトラック乗務員、そして現在の配車業務にもとても役立っています。トラックの積み付け作業を自分で経験しているので、乗務員の気持ちも理解できますし、フォークリフト担当の方とのコミュニケーションもスムーズに取れます。
4t車から大型ローリーへ
そして配車係へ
2年間のリフト業務を経て中型免許を取得し、念願のトラック乗務員としてデビューしました。最初は4t車で紙製品などを運びました。初めは先輩が2～3ヶ月同乗してくれますので、安心です。最も遠い場所では鹿児島まで配送したこともありました。1年ほど4t車に乗った後、大型免許を取得。そこからは主に大型ローリー車で、液状の化学製品などを茨城県や埼玉県といった関東方面へ運びました。山口コーウンでは危険物や高圧ガスといった特殊な貨物を扱うことが多く、大型免許取得と並行して、会社から補助を受けながら様々な資格を取得しました。資格取得の勉強と並行して仕事をするのは大変でしたが、資格を取得すると手当が給与にも反映されるので励みになります。また関東方面への長距離運行（3日間行程など）では、宿泊手当なども支給され、給与面でもしっかり評価される体制があります。
乗務員目線での配車業務
無理のない安全な運行を
入社して約10年を過ぎた頃、課長から配車業務をやってみないかとお声かけいただきました。私も様々な経験してみたいという気持ちがあったので、配車業務に挑戦しました。山口コーウンでは、体力的な側面や新しい挑戦といった理由で、乗務員が別の業務にキャリアチェンジする道が用意されています。
配車業務の仕事内容は、乗務員のスケジュール管理や仕事の割り振りなどです。特に意識しているのは「乗務員のことを第一に考えること」。これまで培った私自身の経験を活かし、乗務員一人ひとりの疲労度や希望、得意な仕事などを考慮して、無理のない、働きやすいスケジュールを組むことを心掛けています。泊まりの仕事をしたくないという方や、長距離運行はせずに近距離だけがいいという方も、それぞれの希望に合わせた働き方ができます。女性ドライバーも活躍しています。毎日、乗務員のみなさんとコミュニケーションを取りながら、体調や希望を聞いて、前日までに荷主さんからのオーダーを集約し、それをもとに翌日の配送計画を立て、乗務員に伝えるという流れで仕事を進めます。
若い世代が活躍できる
職場を目指して
今後の目標は「若い乗務員が様々な仕事を経験し、活躍ができる職場をつくること」です。私自身の経験と知識を活かし、今よりもっと若手ドライバーの成長をサポートしたいです。
山口コーウンは、免許がなくても未経験でも大丈夫。免許取得をサポートしてもらえ、研修期間もしっかり設けられています。ルールを守り責任感を持って働ける方であれば、きっと活躍できる環境。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。
